
先日、歯科医院へ行ってきました。昨年の夏から下の歯の奥から三番目がたまに痛むからです。当時はなんとなく気になるな…という程度の痛みだったし、虫歯はないと言われていたので様子を見ることにしました。しかし、春ごろからだんだんと痛みが気になり、小池町に引っ越してから行くようになった歯科医院へ通い始めました。歯科医も的が絞りにくいようで、近辺の歯のかぶせ物を入れ替えたり、虫歯らしき歯の治療や、噛み合わせのために高さも合わせてもらいましたが、やはり痛い。
この痛みは、普段は全く気にならないのですが、揚げ物の衣が固まったものや、焼き海苔がうまく嚙み切れない時に、一旦動きが固まるぐらいの痛みが来ます。
治療の際に、「この歯の治療はいつ頃したか覚えています?」という質問に、全く答えられませんでした。よく考えれば、ここ20年ぐらいは歯の治療らしきことをしてない事に気が付き、詰め物のある歯などは、関東に住んでいた頃に治療してものだと思います。この年月の速さは「年をとったな」と言わざるを得ません。
これだけ歯の治療をしなくて済んだことを考えると、30代から補腎薬を服用していたからかなと思います。『黄帝内経素問』「宣明五気篇」に「腎は骨をつかさどる」「肝は筋をつかさどる」「脾は肉をつかさどる」とあるように、「腎・肝・脾」を補いつつ、「活血薬」も入れていました。
私は特に活発な子ではなかったのですが、よく怪我をして縫い目が何か所もあります。そのためか昔から血流が悪い傾向にありました。対策は早めにかぎります、「転ばぬ先の杖」に補腎薬と活血薬をお勧め致します。