角膜内皮障害
角膜の5層のうち、一番内側にある内皮は角膜の透明度を維持する役割があります。内皮細胞の密度がある限界を超えて少なくなると、角膜にむくみがでて角膜の透明度が維持できなくなる。(湿邪)
※角膜内皮は一度障害されると、二度と元には戻らない。
治療:軽度むくみは点眼薬、治療用コンタクトレンズがある。
「子供が欲しい」私達は理解しているつもりでおります。子宝相談をして20年、多くを経験させて頂く中で、人を知ることが漢方相談だと考えています。相談力の違いを実感ください。
角膜の5層のうち、一番内側にある内皮は角膜の透明度を維持する役割があります。内皮細胞の密度がある限界を超えて少なくなると、角膜にむくみがでて角膜の透明度が維持できなくなる。(湿邪)
※角膜内皮は一度障害されると、二度と元には戻らない。
治療:軽度むくみは点眼薬、治療用コンタクトレンズがある。
目頭側から三角形に伸びた結膜の異常な増殖が見られます。悪性ではありませんが、黒目まで広く突出してくると乱視が悪化して視力が低下します。
治療:切除術により摘出しますが、再発を起こしやすいと言われています。
白目をおおう粘膜が結膜と言いますが、ここにある細い血管が出血した状態を言います。
症状:目の痛みやかゆみなど自覚症状はありませんが、異物感を感じる方がいます。
原因:誘発させる要因がなくても起こることがあり、原因不明が多いようです。しかし、生活習慣病などが基礎にある方は、引き金になります。
治療:軽度の場合は、治療する必要はありません。しかし、外傷を受けた場合、症状がある場合、そして頻度が高い場合は眼科の受診が必要です。
網膜静脈の枝分かれした血管がつまることで血流が悪くなって、眼底出血する病気です。
動脈硬化がある方は注意が必要です。
症状:視野が狭くなる、視力低下、ものがひずんで見えることが急速に起こりますが、無症状で気が付かないこともあります。
原因:動脈硬化、高血圧症が原因で、60代での発症が多いようです。生活習慣病の治療も並行して行うことも必要です。
治療:抗VEGF治療がほとんどで、眼内へ注射することで黄斑部のむくみを改善して病気の進行を抑えます。
加齢によって網膜の一部に故障が起きる病気です。見たいところが見えにくいとてももどかしい症状です。日本では少なかったこの黄斑部変性症は、生活の欧米化から近年増加し、失明原因の第四位となっています。
網膜の下には網膜色素上皮細胞がありますが、加齢によって更にその下へ老廃物がたまり、これが障害を起こすのです。
症状:視力低下、中心暗点(視界の真ん中が見えなくなる)、変視症といって物がゆがんで見えます。
・萎縮型:現在では治療法がない。
・滲出型:治療法はいくつかある(目的は、新生血管の拡大を抑えて退縮)
これによって視力を維持します。視力が良くなることもありますが、正常な視力に戻ることはないようです。
緑内障には大きく分けて二種類あります。正常では目に流れる眼房水という液体がシュレム管を通って排出されますが、これがつまって眼圧が上がります。この排水溝の入り口が目詰まりする場合を開放隅角緑内障、排水溝が狭くなってしまうのが閉塞隅角緑内障です。
徐々に進行する場合と、急激につまって激しい症状を起こす場合があります。
症状:見えない部分が出る、または視野が狭くなります。しかし、普段は両眼で見ていますので、それに気が付かないことが多いようです。眼科で眼圧測定をされることをお勧めします。つまりが急激な場合、眼痛、充血、眼のかすみや頭痛、吐き気などを伴います。
治療:目的は緑内障を回復させるものではなく、眼圧を下げることです。これは視神経を傷つけてしまうと回復は見込めないからです。眼圧を下げるために、薬物、レーザー、手術などの治療法があります。
症状:水晶体が白く濁った状態を白内障と言います。この状態では、ものがかすんで見える、二重に見える、光がひどくまぶしく感じます。原因は様々ですが、80歳代ではほとんどの方に発症するため、多くは加齢によるものとされています。
治療:点眼薬で症状の進行を遅らせるか、眼内レンズを入れる手術が一般的です。
まぶたの中にできた無菌性の小さなシコリです。マイボーム腺がつまってその中に老廃物が溜まり肉芽腫となったものです。
症状はあまりなくコロコロとした違和感がある程度です。慢性的に経過し、自然に治ることはないとされています。
症状:パソコン・スマートホンの画面を長時間見る事で起こる目の疲れ、充血、ドライアイ、頭痛、首・肩・腰・腕の疲れや痛みなどの全身症状です。不安やイライラなどのメンタル面にも影響することから心身疲労とも言えます。(またはIT眼症)
治療:画面から目を離して休憩することや、目薬などで対処します。
症状:目を使う仕事を続けることにより、眼痛、眼のかすみ、まぶしさ、充血などの眼の症状や、頭痛、肩こり、吐き気などの全身に発症し、睡眠や休息ではなかなか改善できない状態を言います。
治療:特効薬はありませんが、ビタミン剤などの点眼薬などで改善する場合があります。