日本は世界的に有名な不眠大国と言われています。テレビで毎日のように快眠グッズや健康食品が放送されていることからも頷けます。近年ではコロナ禍が影響して、世界でも不眠市場が拡大していると言われています。
さて、皆さんはより良い睡眠のために、どんな事をしていますか。
私なら、漢方薬やそれに類似する漢方理論を使った健康食品をお勧めします。
不眠症は、お題のような3つに分かれますが、よく相談のあるケースでご紹介したいと思います。
まずご相談で一番多いのが「途中で目が覚める」です。トイレへ行く場合もありますが、ここではなんとなく目が覚めることを言います。原因はいろいろとありますが、お腹の調子から来ることが多いように思います。同時に起こることとして「夢をよく見る、嫌な夢や怖い夢(仕事や学校)を見る」と話してくれます。これはお腹に未消化の食べ物が残っていたり、もともとお腹の調子が悪い方に起こります。夕ご飯をお腹いっぱい食べている、消化の悪い脂ものをよく食べる、食べた後すぐに寝てしまう、またはその逆に食が細い、食べるとすぐにお腹が張ったり、こわしたりする方もいます。
後日書く予定ですが、現在販売されている漢方薬で効能に「不眠症」と書かれてあるものの多くが「肝」のトラブルを主体にしている事が多いです。実際にこのような漢方の合う方が多いのかもしれませんが、不眠症ならすぐに「肝」のトラブルと決めつけないことが大事です。
漢方の世界では、「気は脾に帰る」といわれています。日中は活動するために「気(パワー)」が体内を駆け巡り身体を支えます。夜は出払っていた「気」がどこかに収まらないと精神が落ちつきません。「気」の帰る場所が「脾」といって消化器になります。
「気」が収まる「脾」が食べたものでいっぱいだったり、調子が悪くてしぼんでいたら「気」は帰る所を失って、精神が落ちつかず目が覚めてしまいます。
これは中途覚醒のほんの一部ですが、現代に割かし多い不眠症の原因と言えます。
私なら健康食品の晶三仙(しょうさんせん)でスピーディーにお腹を空っぽにしたり、消化器に巣くう「湿熱(脂のようなもの」を撃退してくれるイスクラ温胆湯(医薬品)をお勧めします。
このようなタイプの方は、イビキがひどかったり、睡眠時無呼吸症候群の方が多いです。少しパートナーの状態を気にしてみましょう。