口内炎が口にいくつも

昨日のご相談の中で、月経周期に絡んで口内炎がいくつもできるとお聞きしました。

毎周期できるので、ご本人からしてみれば「またできたか…」と習慣になっているようです。口内炎ができること自体、体調が良くない時に出ると言われているのですから、毎周期、いくつもできることは看過できませんね。

原因として一般的には「ストレス・栄養不足・口の中を噛む・病気の影響」と言われていますが、分かっていません。では、漢方的にはどう考えていくのでしょう。

漢方薬では、”甘露飲”の効果効能に「口内炎」と書かれています。「清熱利湿・陰虚内熱」に良いとされ、もともと胃腸が疲れている上に、飲食不摂生などで「湿熱」をためてしまった結果、発症する場合に良いと考えられます。

口内炎に対応する場合、主に胃腸の調子が悪いことが多いので、甘露飲以外にも「脾胃(消化器系)」を元気にする漢方薬や健康食品をお勧めしています。

今回はシベリア霊芝茶をお勧めしました。これはお腹が冷えている場合の「湿盛」によく、夏に冷たい物を摂り過ぎたり、もともとお腹の動きが悪い方にも喜ばれています。「腎」にも良いと言われている為、子宝相談に多用しています。お湯に溶くと見た目は真っ黒ですが、意外に飲みやすいオリエンタルハーブティーです。夏バテや秋口に風邪を引きやすい方にもおススメです。