妊娠を希望する女性のTSH

TSHとは、甲状腺刺激ホルモンのことです。甲状腺はノドの前面にあって、蝶が羽を広げている形をしています。甲状腺ホルモンの役割は、体内にある細胞の新陳代謝を活発にさせて、エネルギーを作り出し、体温調節を担っています。そのホルモンを出すために脳から刺激するのがTSHになります。

正常範囲は0.5~5.0μIU/mLですが、妊娠を希望される場合の値は、2.5以下が望ましいと言われてきました。しかし、最近は値が変わって来たようです。

これは生殖医療の現場からはじまり、昨日のお客様からは内分泌専門の医師からも「最近は2.5ほど厳しくな言わなくなっている」と説明があったそうです。

生殖医療専門病院や内分泌のHPを見ても、まだ2.5以下が望ましい事は書かれています。

これにより妊娠中の余計な処方が少しでも減り、なおかつ妊娠維持ができればよいことです。